小さい頃、うちには慣れてたインコがいたんだけど、父が新しいインコ貰ってきた。
そいつは人間で言う障害者、まともに歩けないし、餌もうまく食えなかった。泣き方もおかしかった。
元々いるインコにいじめられないか心配で、カゴも別にしてたんだけど、ある日弱い方のインコをカゴから出して遊んでたら、もう一匹も出てきた。
まっすぐに弱いインコのとこに飛んでって、毛づくろいしてやってた・・・
それからカゴも一緒にしたら、本当の(人間のような)親子状態。
口から口に餌をあげてたり、多分転ばないようになんだろうけど弱い方の尻尾をくわえて歩かせてたり・・・
結局半年くらいで弱いほうが死んじゃったんだけど、その時もう一匹はずーと死んだやつの毛づくろいしてた。
死後硬直で硬くなってんのに、それでもずーっとやってた。
いまだにたまにそれを思い出す。